平和的教育

 

 

2~6歳時期、小学校時期、中学校時期、高校時期、これら生育時期において平和教育を一環としてなされなくてはならない。多種の思想があるのは認めるが根本的思想においては平和を愛する思想が大切である。この「思想」に関しては野放し状態ではないでしょうか?40~50年前までは考えられなかった教師による犯罪、世の中の流行にすぐ乗る子供たち、例えばゲーム中毒の子供たちなど・・。私は今の小学校、中学校は学問だけを教えればよいというような単細胞的発想の教師が多いのではないかと思う。そのようなサラリーマン的感覚で仕事をしているようじゃ、すぐ挫折感が訪れるだろう。

 

子供たちによりよい学習環境を整え、さらに心的環境を形成する意味でも校内は静寂で、ある意味で神聖な環境であることが望ましい。又全人教育で徹底的に慈愛精神を植えつけることが大切である。一般的に学力ランクを上げたがる学校が幾多も見かけますが生徒たちに道徳の真髄をしっかり教えると自然と学力はついてくるものです。逆に反モラル的要素が強いと学力ランクは下がってきます。ですから勉強は強化するのでなく、道徳をしっかり教えることが大切なのであります。そうすると学問の意義が見えてくるのです。

 

道徳教育でバランスがとれた思考が可能な人間にする為には、授業7道徳3の割合にすべきであると思います。今までの教育では道徳においてほとんどしなかったと思います。これではどのような子が学校から輩出されるか分かりません。子供のバランス思考がとても大事で、偏った思考、思想に向かっていかないように、教師たちは目を配らなくてはいけません。偏った思考、思想の子供を目にした場合は穏やかに話をしてあげ、よく聞き、余裕のある対応をしてあげるようにしてください。思想の自由は認められていますので、抑圧的にならず、例えば、こういう考えだとうまくいくと思うよとか、勉強の苦手な子供にもこういう例で勉強が出来るようになった子がいるよとか、遊興にふけっている子がいたら寝不足にならないかい、それだけの集中力があったら学問の方で生かせたら凄いのではないかな、など。このように相手のよいところを指摘してあげる訳ですね、これは大事なことです。

 

 

このように学校で平等意識、平和意識を育むことが大事です。これが分かっていない教師が多いのではないでしょうか?