姿勢と腹式呼吸
「姿勢を正しく」というと、よく小学生のいすの座り方を思い出す方が
いるかと思いますが。確か黒板の横に貼ってあったかと思います。確かに姿
勢が悪いと背骨が曲がりやすくなり脳から背骨の中心を走っている中スイ 神経の働きが悪くなることは言えていますね。自律神経も働きが
悪くなります。したがって神経の先にある内蔵の働きが悪くなり不健康
を招きやすくなります。もう1つあります。腹式呼吸がきちんと出来ま
せん。腹式呼吸は背骨がピンと伸びていることにより横隔膜の上がり下
がりがしっかり出来、例えば空気を吸うときでも大量の空気を吸うこと
が出来るのです。空気を口から吐くときでも横隔膜がしっかり上がって
空気を出し切ることが出来るのです。学生においては大量の酸素を脳内
に送りますので頭脳が明晰になってまいります。頭脳は大量の酸素を消
費いたしますので真に学生は姿勢をよくしたほうがよい訳であります。腹
式呼吸は、頭脳明晰にし、成績優秀に致します。ただこれをしっかり教
育している教師が、どのくらいいるかは疑問であります。腹式呼吸はた
だ頭脳明晰にするばかりではありません。自律神経の交感神経、副交感
神経のバランスがよくなり、素直で積極的、明朗な性格を作ります。人
間をよく観察すると「姿勢と性格または能力」が因果関係があることが
分かります。「姿勢」がよくない人はきちんとした腹式呼吸が出来てい
ないので自律神経のバランスを崩し、「力不足」から横着な考えが習慣
になります。そして其の人間は信用されなくなります。「姿勢」が良い
人は先ほどの逆で自律神経が整い、思慮深く、性格が安定し、素直で行
動力もあります。自分が、どのタイプかを考えてみて、もし「姿
勢」が悪いタイプでしたら、今からでも遅くありませんので意識して直
しましょう。人生が変わってきますよ。